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2006-04-21

No.9 太宰

生き方に悩み続け、生きていることに悩み続けた人だと思う。
自分の弱さと向き合い、人の弱さの根源を探り、突き詰めようとし続けた。
太宰の人生について語る人は多いが、私は興味がない。
彼の想いは、全て彼の作品に込められている。
そしてそれは、私達の心の一番痛い部分を抉り出す。
太宰は好悪が分かれる作家であるが、恐らくどちらも抱いた思いは同じであろう。

長生きして欲しかった。でも、まあ、無理だったんだろうね。

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