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2006-08-14

No.51 とろろそば

北海道では、減反政策の煽りを受け、水田から転作しやすい蕎麦の作付が急速に増えている。
夏場、田舎をあちこちドライブしていると、棚田から転作した蕎麦の段々畑が、白い花を咲かせている。
なかなか、いいものだ。
収穫量がどんどん増えているので、どんな町にも一軒はうまい手打ち蕎麦屋がある。
各地を飛び回る仕事をしていると、それを探すのがまた楽しみだ。
大抵、とろろそばを注文する。やはり十勝が名産の長芋が使われている。
大和芋など内地のとろろ芋に比べると、肌理が荒く粘りが弱めで、しゃきしゃきした食感が残る。それが、蕎麦には実に良く合う。
十割のぶっとい蕎麦にとろろをたっぷり絡ませて。ずるずるずるずるすする。
夏は特に、これに限る。

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