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2006-09-02

No.53 セピアのしげき

北海道土産を何か。と言われると。困る。
軽薄。歴史がない。
京土産ほどの高いクオリティを求めずとも、もう少しどうにかならんかと思う。
白い恋人。まずくはない。でもそれ、北海道と繋がる何かがあんのか?
じゃがぽっくる。話題らしい。だが、そんなほとんどの道民が食ったことない、手に入らない土産ってあり得るか?
蟹。うに。いくら。メロン。そんなの買う金ある人は僕に聞かないで下さい。
木彫りの熊・・・いや言うまい。

確実にそこにしかない。そこの「地」を感じる。うまい。そして、気軽に手にできる。土産の基本はこれだろう。
それが「セピアのしげき」である。
苫小牧にある中小飲料メーカー、しかし知る人ぞ知る「ガラナ」ブームを巻き起こした会社の新製品だ。
支笏湖系の天然水を使い、糖原料に北海道特産の甜菜(ビート、砂糖大根)を使ったサイダーである。
今の清涼飲料は、合成ショ糖を使っている。これは、化学調味料と一緒で舌に残る。飲んだ後、口がベタつくのはそのためだ。
セピアのしげきには、それがない。甘味自体も控えめで、炭酸飲料にも関わらず水の旨味すら感じる。
コレ、すごいですよ。

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