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2006-06-24

No.44 青ダンプ

うちの会社の工場に、通称『青ダンプ』と呼ばれる、最大積載3tの、小さめのダンプがある。
1980年製。実に26年モノである。
そのポンコツぶりたるや、半端ではない。
何せ、ギアが入らない。
3速は振りかぶってエイ、ヤってやんないと入らないし、5速は入れて繋ぐとカシーと奇音を発して戻ってくる。
シフトダウン時など、2速以外どこにも入らないから、右折やカーブはクラッチを調節しながら5速のまま回るしかない。
クラッチは激重。ブレーキかと思うぐらい重い。
さらにアクセルベタ踏みで75km/hが精一杯という低回転ぶりであり、かつ5度ぐらいの登坂でも3速でなければ登れないというローパワーぶりである。
内装外装については、言うまでもないだろう。
 
だが、それがいい。
この車の運転が、私は大好きなのだ。この車以上に運転が楽しい車はない。普段営業で乗る某T社の最高級RV車よりずっといい。
実際、普段乗っている工場の人より、私のほうが乗りこなせる。
 
ところで、女の好みと車の好みは、共通するって言うじゃない。
俺の女の好みってどんな?

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