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2006-06-02

No.18 ピンポン

スポ根漫画が好きだ。スポーツを愛する心は、理屈ではない。魂であり本能だ。
松本大洋には他に花男やZERO等秀逸なスポーツものがあるが、より琴線に響くのはピンポンである。
同じものを目指し、より高い努力を積み重ねようと、超えられない才能の壁がスポーツにはある。
残酷なまでに高い壁である。
共に有り余る才能を持ちながら持て余し悩み抜くペコとスマイルを通じ、そして壁を超えようと無骨に戦う者を通じ。
私達が忘れかけた熱い魂を呼び覚ましてくれる。

ちなみに、話題になった映画版は、窪塚の才能のなさ、努力する姿勢の無さで台無しである。
もしあれを観て原作を読んでいない人がいたら、それは不幸だ。

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