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2006-06-11

No.41 バルセロナ

初めて海外のサッカーを観たのが、ロナウドやストイチコフがいた頃のバルセロナだった。
理由はそれだけ。プロスポーツの贔屓チームなんて、得てしてそんなものだ。
ただ、それから10年経っても変わらず、恐らくクライフ当時から、ひょっとするとさらに前から、このチームに脈々と受け継がれるスピリットに、心酔しているのは確かである。

某銀河系軍団のように、スターばかり揃えているわけではない。安い選手ばかりでもないが、このチームの補強は常に名より実。実の種類は常に『支配力』である。
現在のロナウジーニョ、デコ、エトー、メッシ。キラ星の如きスター揃いだが、皆名を上げたのはバルサにおいて、である。バルサが彼らに輝きを与えたのだ。
攻撃サッカー、と簡単には片付けられない。点を取れば喜ぶというほど、カンプ・ノウの客は単純に出来ていない。
チームが、ピッチの支配者として君臨する様を欲するのだ。
結果論に味気なさを感じる私が、魅かれてやまない所以である。

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